最近多くある質問、NERA、ネラ、EPOS、エポスについて。

NERA(ネラ)、 EPOS(エポス) に関する質問

Q
EPOS™(エポス)とは何ですか。
A

ハスクバーナEPOS™(Exact Positioning Operating System)を搭載したオートモア® NERA(ネラ)ロボット芝刈り機は、衛星ベースの技術を使用してワイヤーレス(ワイヤーなし)で稼働エリアを設定することができる技術です。
今までの物理ワイヤーを埋設する代わりに稼働エリアの境界に沿って、仮想の座標点を連続することでエリアを決定します。
例えばこの技術で、ロボット芝刈り機の侵入を禁止する位置を季節ごとに庭のニーズに応じて調整することができるなど、柔軟なエリア制御を提供します。

Q
EPOS™搭載のロボット芝刈り機はどこでも使用できるか。
A

事前調査が必要です。
① 衛星信号受信が出来ること
⓶ 補正データ受信の為のRTK基準局(注1)の範囲であること
③ 携帯電話(4G)又はWi-Fiの通信ができること
が必須です。
弊社ではEPOS™搭載全機種を準備しています、現地に該当する実機を持ち込み調査します。
現在取り扱いの機種の内、オートモア410XE NERA,430X NERA,450X NERAの送受信用のEPOS™プラグインキットはオプションになります。
上記の機種と共通の通信可能な範囲のオートモア435X AWD NERAについては送受信用のEPOS™プラグインキットは標準装備になります。
また、オートモア550EPOS™は上記4機種と異なるRTK基地になります。
いずれも、現地調査が必要です。
(注1)RTK(Real Time Kinematic)とは、固定局と移動局の受信機で複数の衛星から電波を受信して位置情報を得る技術です。
リアルタイムで固定局と移動局(EPOS™プラグインキット搭載のロボット芝刈り機)との間で位置情報のズレを補正するため、誤差が数cm以内に抑えられ、得られる位置情報の精度がGPS測位より高いのが特徴です。

Q
オートモア NERAのロボット芝刈り機で複数のエリアの芝刈りが自動でできますか。
A

複数のエリアの管理ができます。
また、各エリアごとに稼働曜日、稼働時間や刈り高の設定が可能です。
但し、ロボット芝刈り機の最大作業領域や稼働時間を超えた設定はできません。
その他、複数のエリアをロボット芝刈り機が段差等が無く、移動できることも必要です。

Q
オートモアNERAのロボット芝刈り機の導入を計画する作業範囲に電源がない。対策はあるか。
A

作業範囲や近くに電源が無くても設置できます。
電源の位置から作業範囲まで移動して稼働することができます。
チャージステーション(充電基地)が作業範囲の外でも稼働できます。
移動距離は制限があり、移動中芝刈りはしませんので、詳しくはご相談ください。

Q
オートモアのロボット芝刈り機でワイヤーレス(ワイヤーなし)・仮想ワイヤーとは何ですか。
A

今までのロボット芝刈り機は芝刈り範囲の境界にワイヤーを埋設していました。
新しくなったハスクバーナ:オートモアの機種の内、450X NERA、430X NERA、435X AWD NERA,410XE NERA及び550X EPOS™は衛星信号や補正データ信号などの送受信が可能な場所ではこれらの信号の送受信で稼働(移動)しながらロボット芝刈り機の位置を確定することができます。
この信号を使用して予め稼働する範囲の周りに仮想の境界をつくることでワイヤーレス(ワイヤーなし)でも稼働することができます。
以上のようにしてつくられた境界を物理ワイヤー(実際にワイヤーを埋設する)と区別して仮想ワイヤーと呼んでいます。
また、NERAの機種で信号を受信できない場所では基本的にはワイヤーを埋設しますが、機種(450X NERA、430X NERA、410XE NERA)によってはワイヤーレス(ワイヤーなし)と補助的にワイヤーありの併用ができます。

提案理由編

Q
操作は簡単ですか。  Automower™を設置して、すぐに自分で操作できるか。
A

設置時、取り扱い説明を受けていただくことで、日常使用する操作はすぐに分かります。

Q
Automower™は導入後、どれくらい運転コストがかかりますか。
A

バッテリーに充電し、稼働します。大きな機種で24時間稼働させても電気代は1か月、数百円です。
「1か月消費電力」
AM305:5kWh, AM430X: 18kWh, AM450X: 23kWh, AM435XAWD: 24kWh
例えば AM430Xを24時間稼働の場合: 18kWhx35円/kWh=630円(1か月)
「消耗品」
刈刃の交換は年3回ほど、5年の内にはタイヤの交換やバッテリーの交換が必要です。
(刈刃9枚:¥3,710、タイやゴム部分1個:¥1,370、バッテリー:¥19,900~62,100)

使用方法編

Q
Automower™はどのようにして設置するのか。
A

仮想ワイヤーと物理ワイヤーで方法が異なります。
仮想ワイヤーの場合
事前調査において次の条件が揃うこと
① 衛星信号受信が出来ること
⓶ 補正データ受信の為のRTK基準局の範囲であること
③ 携帯電話(4G)又はWi-Fiの通信ができること
順序1. チャージステーションの位置を決めます。
順序2. 専用アプリを起動します。
順序3. ①、⓶、③各信号受信の可否を確認。
順序4. 作業範囲を確定するため仮想境界を設定。
順序5. チャージステーションから作業範囲までの移動経路を設定。
順序6. 進入禁止場所を設定。(ここまでは専門店の作業になります。)
順序7. 稼働時間、刈り高、その他必要な設定を入力します。
順序8. スタートを命じ、満充電になると芝刈りを開始します。

物理ワイヤーの場合
設置するためにはオートモア本体の他、バッテリーへの充電やチャージステーションから発信する信号の生成をするため100Vの電源が必要です。
また、稼働範囲を決定づけるため境界ワイヤー、必要に応じガイドワイヤーやアイランドワイヤーを埋設します。
順序1. チャージステーションの位置を決めます。
順序2. 刈り込みたい範囲を一筆書きに境界ワイヤーやアイランドワイヤーを埋設します。
順序3. 一定の電圧を下回り、充電のため戻りやすくするガイドワイヤーを埋設します。
    (以上で設備の準備は完了です。)
    (専門店から安全上の注意や取扱説明を受けます。)
    (保証内容やメンテナンスの説明を受け、保証書を受け取ります。)
順序4. オートモア本体をチャージステーションに配置します。
順序5. オートモア本体、チャージステーション、各ワイヤーを一体化します。
順序6. 稼働時間、刈り高、その他必要な設定を入力します。
順序7. スタートを命じ、満充電になると芝刈りを開始します。
  (この質問の関連事項)
100V電源の確保が難しい場合
ソーラーパネルで発電しバッテリに蓄電、夜でも稼働させる独立電源を用意しています。
EPOS™搭載の機種は電源が近くになくても設置できます。

Q
Automower™の遠隔操作はどのようにするのか。
A

オートモアコネクトを搭載すること(415X,430X,450X,550,435XAWDは標準内蔵)で現地にいなくても操作できます。搭載後はアプリをダウンロードし、スケジュール、芝の刈り高など本体で行うほとんどの操作が可能です。また、走行場所や枝に乗り上げて止まっている場合など地図上に表示できます。同様に盗難の場合など電源が切られても追跡が可能です。

適した環境編

Q
仮想ワイヤーと物理ワイヤーどちらを使うかの判断基準は何か。
A

それぞれ得意な環境条件があります。
仮想ワイヤー(ワイヤーレスタイプ)の得意な状況
上空が開けている場所(送受信が容易)
作業範囲と歩道などの境に段差がない、平坦に近い場所
エアレーションなど、芝の管理が丁寧な場所
チャージステーション近辺に電源がない場所
  得意な場所
スポーツ施設、競技場
ゴルフ場など屋外レジャー施設
歩道により作業範囲が分断されている公園など
建物から離れた緑地を持つ工場や施設など

物理ワイヤー(ワイヤータイプ)の得意な状況
上空に遮るものが多い場所(樹木や境界沿いに建物)
境界の外沿いに衝突を避けたいものがある等、正確に刈りたい場所
EPOS™の通信範囲外の場所
  得意な場所
家庭の庭
工場や施設の建物に近接した芝生
樹木が多い場所
狭い通路を持つ芝生
障害物が多い芝生など

Q
Automower™の最大稼働範囲はどれくらいですか。
A

最大稼働範囲は1台のオートモアを毎日24時間稼働させ、設定した刈り高を常に維持する能力の目安です。
敷地の形状で平らな芝生と起伏が多い芝生では前者は+20%、後者は-20%程度の増減あり。
稼働範囲は400㎡から5,000㎡の範囲でいくつかの刈り込み規模に応じた機種が用意されています。
 <機種を選定する場合の目安>
例1. 5,000㎡能力のオートモア450Xを毎日8時間稼働させ、刈り高を常に一定(20~60mm)にする場合の最大稼働面積は 5,000(㎡)x 8/24(h)=1,660(㎡)±20%
例2. 5,000㎡能力のオートモア450Xを毎日24時間稼働させ、刈り高を常に一定(20~60mm)にする場合の最大稼働面積は 5,000(㎡)x 24/24(h)=5,000(㎡)±20%

また、25,000㎡であれば5,000㎡能力の機種5台で隣り合わせて刈り残しがないように設置できます。

Q
Automower™は傾斜面で使用できるか。
A

駆動輪が大きいことでよく凹凸面に対処します。傾斜角度についてはオートモア450X、オートモア430Xでは24° また、オートモア435X AWDでは35°まで稼働できます。
しかし、最大許容傾斜角が範囲内でも境界ワイヤー設置最大許容傾斜角は敷地の形状で設置の前に十分な検討が必要です。
例)オートモア435X AWDでは35°まで稼働できますが、斜面の法尻、法肩に埋設する境界ワイヤーは26°以下の斜面形状が要求されます。
斜面の法尻、法肩に埋設する傾斜面に直行する境界ワイヤー埋設は傾斜角度が緩くなければ境界ワイヤーに沿ってチャージステーションに到達できないことを意味します。
この場合、境界ワイヤーに頼らずガイドワイヤーに依存し、帰還するよう設定することも可能ですが、急傾斜の場合は事前の検討が必要です。

傾斜面で稼働中のオートモア430X
傾斜面で稼働中のオートモア435XAWD
Q
Automower™は離れた庭の狭い通路を通り抜けることができるか。
A

オートモア305,315MarkⅡ、415Xで狭い通路を通り抜けるには、双方の境界ワイヤーから幅60cm以上が必要です。
狭路の両面の壁などに衝突しないよう設置し、狭路を通過させるには上記60cm以上の他壁面から双方35cm必要ですから、合計130cm以上の距離が必要です。
また、上記機種においては狭路システマチックモードを装備しています。

デッキ前の狭い芝生で稼働中のオートモア
Q
Automower™は雨でも稼働しますか。
A

雨でも稼働します。ただし、豪雨など極端な気象環境下では停止し、室内保管をお勧めします。
すべての機種で防水規格はIPX4:あらゆる方向からの水の影響を受けない。又はIPX5:あらゆる方向からの水を直接噴きつけても影響を受けない仕様になっています。

雨の中で稼働のオートモア305

システム・ナビゲーション編

Q
Automower™はどのような仕組みで動作しているのか。
A

ロボット芝刈機の動作は、さまざまなパーツを制御し、計算処理を行うマイクロプロセッサとソフトウェアで制御されています。

詳しくは以下の通りです。

ソフトウェアは、メインソフトウェアプログラム、ヒューマンマシンインターフェイスプログラム、および サブシステムプログラムで構成されています。 メインプログラムは、センサーから受信した信号を解釈し、それに応じて芝刈機の動作を制御します。ヒューマンマシンインターフェイスプログラムは、ディスプレイの情報表示に加えて、キーパッドのキーストロークなど、使用者による入力情報を確認します。また、ディスプレイに表示されるテキストもこのプログラムで制御されています。サブシステムプログラムは、さまざまな機能の中でも特にブレードモーターを制御します。

例えばブレードモーターが一定の速度で回転しようとしている走行状態で、あるエリアに差し掛かると刈刃を通してモーターにかかる抵抗が強くなります。システムはこの抵抗の違いから「この辺りは芝が伸びている」と判断し、設定された特別な動き「スパイラルカット」で同じ場所に留まり重点的にこの辺りの芝を刈ります。その後、プログラムされた周回を完了すると元のランダムな走行に戻ります。

安全性編

Q
Automower™が稼働中の芝生に子供が入っても大丈夫か。
A

刈刃はボディー外面から届かないよう距離を保って配置されています。それでも接触するとケガをすることもあります。小さな子供さんが立ち入る場合は稼働を停止することをお勧めします。

Q
Automower™の盗難防止について教えて。
A

いくつかの盗難防止システムがあります。まずは個別のPINコードの要求があります。
設置ロックにより自身の設置以外は動きません。タイムロックにより指定時間経過後はPINコードを入力するまで動かないよう設定できます。アラームを設定すると停止した際、PINコードが要求され、アラームが鳴ります。GPSユニットには追跡機能が搭載されています。

Q
Automower™が境界から外に出ることはないのか。
A

常時、境界ワイヤーからの信号を受けて稼働しています。機種によって違いがありますが、前方の左右、後方の左右の合計4か所のセンサーが信号を受け、境界ワイヤーの内側で信号の強さは「+」の値で境界ワイヤーに近づくほど大きくなります。境界ワイヤーを超えると同時に「-」の値になります。センサー4か所の内、いずれか2か所のセンサーが「-」の値を示すとオートモアは境界からはみ出す前に後退し、方向を変えるようプログラムされています。また、雨天時の傾斜地で車輪がスリップし、4か所のセンサーが「-」の値を受信するとその時点で圏外に出ている状態となるため、信号を探した後、その場で停止となりますので境界ワイヤーからどこまでも離れてゆくことはありません。

Q
Automower™が持ち上げられた際、刈刃が当たりケガをしないか。
A

持ち上げられたことをリフトセンサーが感知すると、刈刃モーターをすぐに停止します。

Q
Automower™が人の足に当たった際、どうなるか。
A

稼働中、人の足や障害物に当たると衝突センサーが通常走行より大きなセンサー同士のズレを感知し、それを機に停止した後、ランダムに方向を変えます。
また、オートモア450X、435X AWD、550の機種は超音波センサーを搭載しています。これにより障害物に近づくと走行速度を落とした後、衝突するようプログラムされていますので衝撃も少なくて済み、オートモア本体側の外装の保護にもなっています。

Q
Automower™の刈刃が石に当たった、刈刃が使えなくなるか。
A

軽量な刈刃は刈刃モーターが回転すると遠心力で、安全と刈刃保護のスキッドプレートから出る構造でフリー刃が3か所ついています。
石などの障害物に当たると刈刃を抑えているビス部分が自由に回転するよう工夫されていますので障害物に当たると反動で反対方向に回転することで障害物及びブレード双方に負担がかかりません。
また、刈刃は両刃になっています。刈刃モーターはチャージステーションに戻り充電を完了し、再出発するたびに回転方向を変えますのでノーマルブレードの場合1枚で両面使える工夫がされています、高耐久ブレードも用意されていますので硬質で合計4面使える構造になっています。

メンテナンスとサービス編

Q
Automower™のメンテナンスはどのようにおこなうか。
A

大きく分けて使用者または管理者が行う日常のメンテナンスと冬期オフシーズンにおこなう有償のファームウェアのアップデート、オートチェックでの各部の動作確認を含め、可動部分の徹底掃除や損傷部品の交換です。
ファームウェアのアップデートは購入から何年経ても最新のファームウェアになることを意味します。
前者は刈刃の消耗を確認し必要な場合の交換、タイヤの消耗確認を行い必要な場合の交換依頼、降雨の後など車輪やシャーシ下部、刈刃付近に付着した刈りくずの除去などです。雨天が続いた時や気づいた時の日常のメンテナンスとなります。
後者は年に一度必ず行って、次のシーズンの準備をしてください。
また、冬季点検の他定期点検も準備しています。

Q
Automower™にエラーが発生した場合、どうするか。
A

自身では解決できないエラーについては、販売店に連絡をしてください。

Q
Automower™の設置は誰でもできるか。
A

オートモア430X、オートモア450X、オートモア435X AWD、520、550は『ロボット芝刈機専門店』以外では販売や設置工事はできません。

オートモア305、オートモア315MarkⅡは自身でもできますが、多くの場合、弊社にて設置工事、取り扱い説明、使用時のトラブル解消やメンテナンスを行っています。

ワイヤー配線のための舗装カッター切断工事
舗装道路のワイヤー横断工事
エンジン埋設機でのワイヤー埋設工事  (埋設深度50mm)

導入のためのご相談は備え付けメール(ホームページ右上のお問い合わせ)から受け付けています。

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