指定した範囲内で作動
常時、境界ワイヤーからの信号を受けて稼働しています。
前方の左右、後方の左右付近の合計4か所のセンサーが信号を受け、境界ワイヤーの内側で信号の強さは「+」の値で境界ワイヤーに近づくほど大きくなります。
しかし、境界ワイヤーを超えると同時に「-」の値になります。センサー4か所の内、いずれか2か所のセンサーが「-」の値を示すとオートモアは境界からはみ出す前に後退し、方向を変えるようプログラムされています。
また、雨天時の傾斜地で車輪がスリップし、4か所のセンサーが「-」の値を受信するとその時点で圏外に出ている状態となるため、信号を探した後、その場で停止となりますので境界ワイヤーからどこまでも離れてゆくことはありません。
軽量なフリー刈刃
軽量な刈刃は刈刃モーターが回転すると遠心力で、円盤からはみ出す構造でフリー刃が3か所ついています。
石などの障害物に当たると刈刃を抑えているビス部分が自由に回転するよう工夫されていますので障害物に当たると反動で反対方向に回転することで双方に負担がかかりません。また、刈刃は両刃になっています。刈刃モーターはチャージステーションに戻り充電を完了し再出発するたびに回転方向を変えますので1枚で2倍使える工夫がされています。
持ち上げられると刈刃モーターを停止
持ち上げられたことをリフトセンサーが感知すると、刈刃モーターをすぐに停止します。
障害物に当たると停止し、向きを変える
稼働中、人の足や障害物に当たると衝突センサーが通常走行より大きなセンサー同士のズレを感知し、それを機に停止した後、ランダムに方向を変えます。
また、オートモア450X、435X AWD、550の機種は超音波センサーを搭載しています。これにより障害物に近づくと走行速度を落とした後、衝突するようプログラムされていますので衝撃も少なくて済み、オートモア本体側の外装の保護にもなっています。
盗難防止システム
いくつかの盗難防止システムがあります。まずは個人別のPINコードの要求があります。
設置ロックにより自身の設置以外は動きません。タイムロックにより指定時間経過後はPINコードを入力するまで動かないよう設定できます。
アラームを設定すると停止した際、PINコードが要求され、アラームが鳴ります。
GPSユニットには追跡機能が搭載されています。