2.2 Automower の安全機能

1. リフトセンサー(持ち上げ検知)

仕組み

本体が 持ち上げられた瞬間、または 急激に傾いた瞬間 にセンサーが異常を検知します。

動作

  • 刃が即時停止
  • 停止までの時間は非常に短く、指が触れる前に回転が止まるレベル
  • 子どもやペットが触れた場合の事故防止に有効

特徴

  • 刈刃はフローティング構造で、そもそも接触しにくい
  • リフトセンサーと組み合わせることで、世界的にも高い安全基準をクリア

2. 衝突センサー(バンパーセンサー)

仕組み

本体前部のバンパーに力が加わると、内部センサーが「障害物に接触した」と判断します。

動作

  • 即座に後退 → 方向転換 → 再走行
  • 障害物(木、石、遊具、ペットなど)を避けながら作業を継続

特徴

  • 衝突は軽く、家具や樹木を傷つけない
  • 庭のレイアウトが変わっても自動で対応できる柔軟性

3. 傾斜センサー(チルトセンサー)

仕組み

本体が 規定以上の角度 に傾くと異常と判断します。

動作

  • 刃の回転を即停止
  • 転倒時の巻き込み事故を防止

4. PINコード・アラーム(盗難防止)

仕組み

持ち上げられたり、停止状態から操作しようとすると PIN が要求されます。

特徴

  • PIN がないと操作不可
  • アラームが鳴るモデルもあり、盗難抑止力が高い
  • GPS 搭載モデルは位置追跡も可能

5. 安全な刈刃構造(スイングバックブレード)

仕組み

薄く軽い刃がディスクに取り付けられ、衝撃があると刃が内側に引っ込む構造。

特徴

  • 固い物に当たっても跳ね返りが少ない
  • 人やペットが触れても深刻な怪我になりにくい
  • 刃の交換も簡単で安全性が高い

6. タイマー・稼働管理による安全性

仕組み

稼働時間を設定できるため、

  • 子どもが庭で遊ぶ時間
  • ペットが外に出る時間
    を避けて運転可能。

特徴

  • 「人がいない時間だけ動く」ことで事故リスクをさらに低減

まとめ

Automower の安全機能は、
「刃に触れさせない」+「異常時は即停止」+「盗難防止」
という三段構えで構成されています。

特にリフトセンサーと衝突センサーは、
自治体・公共施設・個人宅のいずれでも安心して導入できる理由のひとつです。