導入前後の比較(作業時間・コスト・景観品質)
1. 作業時間の比較(Before / After)
規模:5,000㎡のモデルケース
■ 導入前(手作業・乗用モア中心)
- 年間の芝刈り回数:6回
- 1回あたりの作業時間:32時間(場所規模により大きく変動)
- 年間総作業時間:192時間
- 作業者の確保が必要(職員 or 委託業者)
- 草丈が伸びると作業負荷が急増
■ 導入後(オートモア運用)
- 年間の芝刈り回数:自動・常時稼働のため「ゼロ」
- 人手が必要な作業:
- 境界ワイヤー点検(月2回 10〜20分)
- ブレード交換(年数回 10分程度)
- 季節ごとの稼働調整(10分)
- 年間総作業時間:64時間
- 作業者の専門性不要(軽作業のみ)
■ 効果まとめ
| 項目 | 導入前 | 導入後 | 削減率 |
| 年間作業時間 | 192時間 | 64時間 | 66%削減 |
| 作業者の拘束 | 高い | ほぼ不要 | 大幅改善 |
| 作業の季節変動 | 大きい | ほぼゼロ | 安定化 |
2. コストの比較(Before / After)
規模:5,000㎡のモデルケース
■ 導入前(手刈り・乗用モア)
- 年間委託費:165〜426万円/箇所
※根拠 - 作業回数増加で追加費用発生
- 燃料費・機械整備費が必要
- 草丈が伸びるとコストが跳ね上がる
■ 導入後(オートモア)
- 初期導入費:155万円(機器+設置)
- 年間維持費:81,131円(ブレード・消耗部品・冬季点検)
- 電気代:年間4,490円
- 作業回数に依存しない固定費化
■ 効果まとめ
| 項目 | 導入前 | 導入後 | 効果 |
| 年間維持費 | 1,650,000円 | 85,621円 | 95%削減 |
| コスト変動 | 大 | 小(固定化) | 予算計画が安定 |
| 燃料・整備費 | 必要 | 必要 | 環境負荷を低減 |
3. 景観品質の比較(Before / After)
■ 導入前
- 刈り取り後は綺麗だが、次の作業までに草丈が伸びてムラが発生
- 季節・天候により品質が不安定
- 刈り跡が目立つ(乗用モアの轍など)
■ 導入後(オートモア)
- 常時・細かい刈り込みで「常に均一な芝面」
- 刈りカスが微細で自然に分解 → 肥料効果
- 景観品質が年間を通して安定
- 轍や刈りムラが発生しない
■ 効果まとめ
| 項目 | 導入前 | 導入後 |
| 芝の均一性 | △(ムラが出やすい) | ◎(常に均一) |
| 季節変動 | 大 | 小 |
| 刈り跡 | あり | なし |
| 景観維持 | 作業直後のみ良好 | 常に良好 |
導入効果の総合まとめ(自治体向け)
| 観点 | 導入前 | 導入後(オートモア) | 効果 |
| 作業時間 | 192h/年 | 64h/年 | 66%削減 |
| 年間コスト | 1,650,000円 | 85,621円 | 95%削減 |
| 景観品質 | 季節で変動 | 年間通して安定 | 大幅改善 |
| 安全性 | 刈払機の危険あり | 刃が露出せず安全 | リスク低減 |
| CO₂排出 | ガソリン使用 | 電動で極小 | 環境負荷低減 |
評価のポイント
① 作業時間の劇的削減 → 職員の負担軽減
② 年間コストの固定化 → 予算計画が立てやすい
③ 景観品質の安定 → クレーム減少
④ 安全性向上 → 刈払機事故リスクの低減
⑤ 環境配慮 → SDGs・脱炭素の評価ポイント
