ロボット芝刈機(オートモア)は、伸びた芝をまとめて刈る機械だと思われていることがよくあります。実際は逆で、毎日少しずつ刈って芝をいつも同じ丈に保つ、芝を「伸ばさない」ための機械です。

伸びきった芝をいきなり短く刈ろうとすると、刈り残しが出たり、途中で止まったりします。それで「使えない」と思われてしまうのは、もったいないところです。

クローバーが伸びて白い花が咲いていた芝地と、8日後に面がそろった同じ場所の比較
デモで伸び放題の芝地に入れた例。刈高を初日の6.0cmから1日ずつ下げ、8日後には面がそろいました(写真の明るさの違いは天候によるものです)

伸ばさずに刈り続けると、こう変わります。

  • 刈る日がなくなる … 「そろそろ刈らないと」と人を集めたり、委託を手配したりする日そのものがなくなります
  • 刈った芝を集めなくていい … 少しずつ刈るので刈りくずが細かく、そのまま芝の根元に落ちます。集めて、運んで、捨てる作業がありません
  • いつ見ても刈りそろっている … 刈った直後と伸びた時期の差がありません

比べる相手も「1回の刈込み」ではなく、「1年分の草刈りの手間と費用」になります。

伸びた芝から始めるときは、写真のように高めの刈高から入って数日かけて下げていきます。そろったあとは、伸ばさないのが機械の仕事です。